法人の想い

人のぬくもりと輝きを演出する

城陽福祉会の理念

私たちは4つの理念の実践を通して
社会に貢献します。

人間愛と奉仕の精神を大切にします。個人の尊厳と人権を尊重します。地域社会と共に歩み、福祉と教育の向上に努めます。働きがいと生きがいを感じる職場を創ります。

里の西保育園とは

子ども達のすこやかな成長を願って

女性が活き活きと働ける社会を目指し、里の西保育園は1980年に開園しました。保育理念は「強く、正しく、美しく」。通常の保育だけでなく、菜園で野菜の収穫をしたり、月に一度は地元の名産である宇治茶を使ったお茶会を開いたり、英語教室で英会話を学んだりと、多彩な数育プログラムを展開し、子どもたちの感性や学ぶ力を育んでいます。その中でもとくに力を入れているのが「幼老のふれあい」です。これは、当法人が運営する高齢者福祉施設のお年寄りと園児たちが定期的に交流する場。この活動を通して子どもたちに学んでほしいのは、他者を受け入れる心です。交流するお年寄りは、認知症を患っておられる方や体の不自由な方がたくさんいらっしゃいます。その方たちと日常の中で接することで、特別な存在として相対するのではなく、当たり前に受け入れ、困っていれば自然と手を差し伸べられるような人になってほしいと願っています。創立から40年が経ち、これまで1000人以上の子どもたちが卒園していきました。その中には、母親となって当園に子どもを預けてくれる方や当法人の職員として戻ってきてくれる方、消防士となって保育園の点検に来てくれる方もいます。そのように、卒園児たちが立派な社会人として成長してくれていることが私たちの誇りです。

ひだまりとは

最期のときまでその人らしく

1990年代後半、全国的に高齢化が進む中、城陽市においても高齢者福祉施設の整備が急務となっていました。地域のお年寄りの最後のよりどころとなる場所を作り、ご本人とご家族を支えたい。その強い思いから、1998年特別養護老人ホームひだまり平川をはじめとする高齢者総合福祉施設を開設しました。以降も地域の期待に応える形で順次高齢者施設を開設しています。そうした高齢者施設の利用者様には年齢を重ね、また要介護状態となっても、その人らしく、また自立した生活を送って頂けるようサポートしています。また里の西保育園園児との幼老のふれあいでは、訪れた園児たちをご自分の孫やひ孫のように可愛がり、園児の手を握って笑顔になり、時には涙を流す方もおられます。しかし、最期のときは誰にも訪れるものです。ひだまりで最期まで生活したいと望んでいただける方には、看取り介護までさせていただきます。そのように私たち「ひだまり」が、誰もが安心して年をとれる「よりどころ」になれることを願っています。

城陽福祉会について
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